古着用語集 あ行
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藍(インディゴ)
デニム地などの染色に使われる、天然の藍色染料。
その語源はもともとインド産の藍が使われていた事に由来する。
合成インディゴ発明後は、天然の物に取って代わり、合成が主流となっている。

アーキュエイトステッチ
リーバイス・ジーンズのバックポケットに縫い込まれた、2重の弓形ステッチの事。
1973年にのちの501に初めて考案され、当初は裏地のブランケットの補強を
するための物であったが、1943年にはブランドの象徴として商標登録された。
年代により形が多少変化する。

赤タブ
リーバイス・ジーンズの右バックポケット横やジャケットの右ポケット横に
付けられた、小さい赤いラベルを指す。これはリーバイス社により1938年に
商標登録され、その赤という色、取り付けられる位置まで登録されている。
1936年に501に初めて採用され1971年までは"LEVI 'S"それ以降は"Levi 's"と
ブランドネームが表記されるようになった。
ちなみに505などオレンジタブのものもある。

赤タグ
Leeのジーンズやジャケットに付けられたブランドを表す織りネームの俗称。
色によりその呼び名も代わり、Leeジーンズの年代判定要素の1つでもある。
赤タグは黒地に赤字でデザインされた物。1936〜1950年代まで使用された。
歴史的には、ハウスマーク・白タグの次に古く、赤タグ以降は黒タグ・
黄タグと変わる。

赤耳(セルビッチ)
デニム地の両端の耳部分をいう。旧型の織機でデニム地を織る際、
生地末端のホツレを無くすために付けられたもの。
特にリーバイスのものは赤いステッテが付けられていることから、
通称「赤耳」とよばれる。1986年に消滅するまで継続され、
VINTAGEを語る上で欠かせないディテールでもある。

アクリル(Acryler)
ナイロン、ポリエステルと共に三大合成繊維と呼ばれているものです。
1948年にアメリカで発表されました。特徴は、羊毛繊維に最も近い繊維を
もっています。非常に軽く、ふっくらした柔らかい風合いがあり、保温性、
耐熱性に優れていますが、毛玉ができやすい欠点もあります。

アクリル(Acryler)
ナイロン、ポリエステルと共に三大合成繊維と呼ばれているものです。
1948年にアメリカで発表されました。特徴は、羊毛繊維に最も近い繊維を
もっています。非常に軽く、ふっくらした柔らかい風合いがあり、保温性、
耐熱性に優れていますが、毛玉ができやすい欠点もあります。

アコム
レア度の高いスウェットシャツのブランド。
斬新奇抜なデザイン、カラーリングを得意とする。
60年代頃に消滅したブランド。

アジャスターベルト
上着の腰横部分に備え付けられたベルトをいう。
バックルまたはボタンを使って、体にフィットさせるよう調整させる役目を担う。

アストロノーツ
1969年にアポロ13号が,月に行った際にそのロケットの愛称がスヌーピー号で
あったことから、それを記してこの人形が作られた。
NASAでは、現在でもスヌーピーが宇宙開発のマスコットになっている。

アタリ
VINTAGEジーンズのサイドのシーム部に見られる。独特の白い色落ちのこと。
帯状のシームの裏側は洗うと内側によれ、次第に生地表面は裏面と同じ形に
色落ちする。アタリ感とも言われ、古着の持ち味の一つ。

後染め
生地の段階ではなく、一度完成されたジーンズなどを後から染めること。

後付けPARKA
50年代以前の古いフードパーカに見うけられる、独特のディテール。
ネックリブが施された、ノーマルなスウェットシャツへ後からフードだけを
別個に取り付けている為、この様な呼び名が付いた。
手間とコストが掛かり、フード一体型のパーカの登場で、後年消滅した。

ARTEX
アメリカのブランド。
70年代〜80年代のスヌーピーのT-SHIRTSはこのブランドがほとんど。

アローポケット
ウエスタンシャツに多く見られるディテールで、矢の様な形になったポケット。

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イエローステッチ
黄色いステッチ。特にリーバイスでは、黄色いステッチに綿糸を使っていたので、
このことを指す。XXや初期のBIG-Eでは、アーキュエイトステッチが
イエローステッチだったので擦り切れやすい。

インシーム (内股シングル)
内股から裾にそっての縫い目の部分です。80年代以前のリーバイスの
ジーンズは全てこの部分がシングルで縫われています。
この部分がダブルステッチだと比較的、新しい年代のジーンズとなります。

インチ
ジーンズのウエストやレングスを表す表示。1インチは約2.54cm。

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Wabash(ウォバッシュストライプ)
1910年〜1920年代初期頃の生地で、オンスも低く紺地に白のドットで作られた
ストライプの生地。一説にはアメリカのインディアナ州にあるウォバッシュ川の
川の流れをイメージして作られたという。
この生地を使ったワークブランドは様々で、古着市場では最も出にくい
アイテムの1つ。

うち縫い
縫製技術の一つ。布地と布地を内側に巻き込ませてロック縫いするやり方。

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エルボーパッチ
上着の袖に、補強の為に付けられた肘あてのこと。
布で付けられることもあるが、装飾もかねて革製の物が付くこともある。

エンジニアジャケット
ワークウェアの一種で、主に屋内作業用のジャケット。
動きやすい様に、衿などが省略されている。

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オシュコシュビゴッシュ(OshKosh B'gosh)
オーバーオールで名高いオシュコシュが創業したのは、1885年。
現在も労働者はもとより、若者・子供にも人気のブランド。

オレンジスウォッシュ
1970年代製のNIKEのタグ。スウォッシュ部分がオレンジ色になっている為、
この名が付く。特にスニーカーなどは人気があり、ビンテージ価値が
つくものがたくさんある。

オーシャン パシフィック
1972年、南カルフォル二アで誕生したサーフブランド。
サーファーのジム・ジェンクスは着心地のよいコーデュロイショーツを
考案したのをきっかけにサーファーのためのウエアを作り始める。
当時のサーフィンブームは、カリフォルニアを中心にハワイ、オーストラリアと
環太平洋沿岸が主流であったことから、太平洋(pacific ocean)にちなんで
OCEAN PACIFICと名付けられた。

オートマチック
引き手に手を加えないとロックされるジッパー。
1960年代〜1980年代製。「 TALON 42 」 など。

オールインワン
ツナギのこと。ユニオンオールとも言う。

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